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今週のお題「好きなお茶」
子育ての時期というのは1人でゆっくりできる時間といえば、家族が寝静まった夜くらいです。
そんな中、小学５年生の子がお茶を淹れてくれた時の事をお話ししますね。
コロナ禍で学校の長期休校が相次ぎ、2020年は不安だらけの毎日でした。
ようやく解除されましたが、短縮授業となり昼休みが無くなり、検温とマスク、消毒の徹底が義務付けられいつもの日常が一変した学校生活に子どもたちは不安とストレスを抱えていました。
そんな小学生の子どもたちへ少しでもストレスが和らぎますようにとの願いで学校に配布されたのは、お茶の葉とそれを配布する経緯が書かれた説明文でした。
それを持ち帰った私の子がそれをランドセルから出すと、急須はどこにあるかを尋ねました。
お茶の淹れ方を教えてもらったらしく、用意した急須とお湯を準備。
そして、お茶の葉とお湯を注ぎしばらく時間通りに待ってました。
すると、ママ座って。と少し照れたような表情で私に座るように促しました。
目の前にお茶の入った湯飲みを起き、そして自分の分のお茶を注いでしばらく待ちます。🍵🫖
(私も子どもも猫舌なので👅)
少し冷めるまで待っている間、今日の出来事や学校のお友達の事などお話ししました。
実は2020年は3人目の赤ちゃんを出産した年でもあるのです。
赤ちゃんのお世話で忙しい私。
毎日バタバタと忙しくてつい子どものことが後回しになっていました。
最近のお友達のことや学校の事、ゆっくり話ができるほんのわずかな時間。
初めて淹れたお茶…🍵 成長を感じる喜びとともに、涙が溢れるのをぐっと堪えてお茶を飲みました。
本当に美味しかった… 説明書通りに丁寧に淹れてくれたのだな…と。なんか感動しますね🥲
あんなにちっちゃかった子が私のためにお茶を用意して一緒に飲む日が来るなんて想像できませんでした。
お茶を飲みながらしみじみと小さい頃の思い出が甦ります。
お茶を飲むたった数分の出来事でしたが、一緒にお茶を飲み、目を合わせて何気ない会話をして…そんな時間がとても貴重でした。
今ちょうど反抗期真っ只中で喧嘩することもあったり、難しい時期の子育て😅
でも、そんな中でも私にお茶を淹れてくれるなんて…☺️ 生まれてきてくれてありがとう。
幸せをたくさんもらっています。
あなたに出会えて本当に嬉しい。 これからもよろしくねと伝えると、大げさだよと言って笑っていました。
こんな時間が何より大切です。🌸
子どもたちのためにお茶を配布してくださいった生産者の皆様。
あれからお茶を淹れることがごく当たり前のように淹れてくれるようになりました。
コロナ禍で不安もありますが、今でもお茶を通じてコミュニケーションできる時間を大切にしています。
本当にありがとうございます。
